当店でも様々な用途で人気の『しょうゆ』ギフト。一口にしょうゆと言っても種類は様々。しょうゆのおいしさの秘密&当店で販売している3種類のしょうゆについてご紹介します!
しょうゆのいろいろ
昔から日本人にとって欠かせないしょうゆ。今は日本だけでなく世界に広く普及し、世界各国で愛され、注目されている調味料の一つです。なぜ、世界に普及したのか。そのおいしさの秘密は…甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の5つの基本味が溶け合い一体となっているからなのです!
すごい!しょうゆパワー
しょうゆはおいしいだけでなく、私達の食生活をサポートしてくれる不思議な力があるのです。
胃の消化活動をサポート
食欲を増進させ、唾液や胃液の分泌を促して、食物の消化吸収を助ける作用があるそうです。
殺菌効果
昔は魚や肉をしょうゆに浸して保存していたそうですよ。
消臭効果
生臭さのある魚や肉の調理には、しょうゆで臭みを取る“しょうゆ洗い”という下ごしらえの方法もあります。
塩味を和らげる
漬物にしょうゆをかけたりしますが、しょうゆに含まれる香味成分や乳酸などが塩味を和らげるはたらきをするそうです。
香ばしさ
しょうゆを熱したときの香ばしい匂い、食欲をそそりますよね!
しょうゆの品質は「色」「香り」「味」で評価される!
色
しょうゆの色は黒ではなく、赤褐色と表現されます。古いしょうゆは空気中の酸素にふれて酸化褐変反応を起こし、黒ずんできてしまうのです。新鮮なしょうゆは鮮やかな赤色「しょうゆレッド」なのです!
香り
しょうゆに含まれる香り成分は、果実や花やコーヒーなど、現在発見されているものだけでも300種類以上あります。醸造の過程で働く麹菌、酵母、乳酸菌などのたくさんの微生物や、各種成分の結合によってしょうゆ独特の香りが醸し出されます。
味
しょうゆを構成する5つの基本味
旨味
しょうゆの原料になっている大豆、小麦に含まれるたんぱく質が麹菌の酵素で分解され、約20種類のアミノ酸の変化し、旨味をつくり出すもとになっています。中でもグルタミン酸は旨味成分の主役です。
甘味
小麦のデンプンが醸造中にブドウ糖に変化してしょうゆの甘味が生まれます。全体の味をやわらかくし、丸みを持たせる働きがあります。
苦味
苦味成分も数種類含まれますが、直接的に苦味を感じることはなく、しょうゆのコクとして感じられます。
塩味
塩分濃度が、海水(約3.5%)に対して、こいくちしょうゆは16~17%で、海水の約5倍にあたりますが、それほど塩辛く感じないのは、その他の成分が塩味を和らげ、深みのある味をつくりだしているからです
酸味
しょうゆの酸味は、乳酸菌の働きによってブドウ糖が変化して生まれます。こうしてつくられた有機酸は、塩味の角を取り、味をひきしめ、しょうゆの味をより旨味のあるものにしています。
当店で人気の3種類のしょうゆギフトをご紹介!!
- 左:キッコーマン生しょうゆ
- 中:土佐しょうゆ
- 右:紫峰醤油
キッコーマン いつでも新鮮『生しょうゆ』
生しょうゆとは…?
通常のしょうゆで行う火入れ(加熱処理)をしていないしぼりたての「生」のしょうゆです。「生」ならではの鮮やかな色、さらっとした旨味が素材の味わいを引き立てます。いつでも新鮮シリーズは、ボトルを押すとしょうゆが出て、戻すと止まる「押し出し式」なので酸化を防ぎ、一滴から欲しい分まで調整可能な二重構造の「やわらか密封ボトル」がフレッシュな味わいをキープ!
大東食研株式会社 『土佐しょうゆ』
本醸造しょうゆに、厳選したかつお節のおいしさをたっぷり利かせ、なじませた土佐しょうゆ。口に入れた瞬間かつおの風味が口いっぱいに広がって、かつお節をそのまま食べているような、しょうゆというよりも「かつお出汁」という感じでした。つけ・かけにはもちろん、お料理の出汁として使っていただける万能しょうゆです。
柴沼醤油醸造株式会社 『紫峰醤油』
土佐しょうゆと同様に、出汁が入っているしょうゆです。伝統の蔵出し木桶熟成生醤油に、厳選されたかつおだしを加えて味を調えた紫峰醤油は、色を比べてみても一番濃厚です。そして濃厚な味わいのあとに、後味で甘みもある、深みのあるしょうゆです。
おまけ。。パンダ好きの方にオススメ
白いお皿にしょうゆを入れると…可愛いパンダが浮かび上がってくる!見て楽しめる可愛いパンダの醤油皿です。
まとめ
日本人には欠かせないしょうゆ。何気なく食べていたしょうゆですが、調べてみるととても奥が深い。そして万能な調味料だということが改めて分かりました。しょうゆにもたくさんの種類があって、それぞれみんな味も違う。かける素材や使う料理によって使い分けが出来たら、より豊かな味わいになってレパートリーも広がりそうですね。